我が家に神棚が祀られたのは、去年の秋でした。父や兄が相次いで事故に遭い、何か御先祖様に関したご無礼とかるのではないか、母が友人からそういったことを聞いてきたことから、話がややこしくなりました。そのとき、祖父が以前、お祀りさせてもらっていた神棚の存在を家族にさとしました。
実は、我が家は自営業を営んでいて、不景気ということもあり、そして引っ越しもして、都会へ出ました。父は再就職を、兄も同じです。家のことは、母がやっていましたが、神棚をお祀りする場所を決めてあったのですが、一向に進まないまま時間が過ぎてしまったのです。負けてしまったといってもいいぐらいです。そういったことを、御先祖様が見ていらっしゃって、こういった気づきを示してくれたのだと、祖父は家族に諭しました。
母も、父も言葉が見つからず、あらためて、神棚を祀らせてもらおうということになりました。そこで、インターネットで偶然見つけた、職人さんが、有名な伊勢神宮のある地域にありました。母がここでお願いしましよう。という言葉を掛けて、父は問い合わせなどをして、いろいろ教えてもらったようです。我が家に神棚が祀りさせてもらい、毎朝、祖父と父は手を合わせています。こういった気持ちって、なかなか分からない世界だと小さいころは思っていたけれど、つながっていく感謝は、ここからなのかなと思います。見事な作りの神棚を見ていると、神様が本当に我が家を包んでくれるような暖かさを感じました。不思議な出来事ですが、私も結婚したら、子どもに伝えていきたいなと思います。